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男性間用 HIV感染予防(PrEP)
男性同性間で性行為を行う方を対象としたHIV感染予防を目的としたPrEP(暴露前予防内服:Pre-Exposure Prophylaxis)内服療法。
正しく内服を行うことで、性行為に伴うHIV感染に対して99%以上の予防効果があるとされています。
ドキシペップ(Doxy PEP)
性行為後72時間以内に抗菌薬のドキシサイクリン(ビブラマイシン)を2錠 (200mg) 内服することで、梅毒やクラミジア、淋病といった性感染症を予防するものです。過去にこれらの性感染症にかかったことのある方や、感染する機会の多い方に推奨されています。ドキシペップの予防効果は、梅毒やクラミジアで70-80%以上、淋病で50%以上とされています。内服することで感染を必ず予防することができるものではない点には注意が必要であり、普段からの感染予防や定期的な検査が重要です。
副作用について
吐き気や下痢などの消化器症状が一時的に出現する場合があります。時間の経過とともに軽減がみられることがほとんどです。また、ドキシサイクリンにアレルギーのある方、日光過敏症の方、妊娠中、授乳中の方は内服することができません。
耐性菌の問題について
ドキシサイクリンを含めて、抗菌薬全般的に問題となることとして、耐性菌発生の問題があります。感染がある状態で、治療としては不十分な方法で漫然と内服を続けてしまうことで、耐性菌が発生する可能性があります。耐性菌が発生、拡大し、従来の予防や治療法の効果が下がってしまうと社会全体に大きな悪影響を与えることになります。感染予防とともに、定期的な検査を行うことが重要です。
PrEPを始める際や開始後に確認すること
・HIVやB型肝炎に感染していないこと
・腎臓の機能に一定以上の障害がないこと
・内服開始後1ヵ月を目処にHIVの検査を行います。内服開始時のHIV検査が偽陰性である可能性を否定するためです。
PrEPの副作用
嘔気、腹部不快感、下痢、頭痛などが主体であり、数%程度の頻度とされています。
症状が出現する場合は、内服開始後比較的早い段階で上記の症状を認めることが多いようですが、時間経過とともに症状は軽減することがほとんどとされています。
当院では腎臓に与える負担や骨密度低下のリスクが少ないお薬(TAF/FTC:テノホビルアラフェナミド/エムトリシタビン)を処方しています。
別途診察料として4,000円(再診の方は3,000円)がかかります。
価格は全て税抜価格です。
医師とのご相談の上、ご希望の数量をお選びください。