
PrEPとは、HIV感染予防を目的として性行為をする前からお薬を内服する治療法です。 服用方法によりますが、PrEPは女性・男性・トランスジェンダーともに対象で、HIVに感染するリスクが高い方に推奨されます。




PrEPが推奨される人
性行為でHIV感染や性感染症を防ぎたい方はPrEPとコンドームの併用がおすすめです!
内服方法
PrEPの内服方法は2通りあります。
オンデマンドPrEP

オンデマンドPrEP
男性同性間で性行為を行う方にのみ推奨されており、女性やトランスジェンダーには推奨されていません。
性行為前は性行為の24時間~2時間前までに2錠内服、 性行為後は性行為前に内服した時刻の24時間後と48時間後に1錠ずつ内服します。
デイリーPrEP

デイリーPrEP
男性同性間、男女間、トランスジェンダーの方など、HIV感染のリスクのある性行為を行う方すべてに対して予防効果が得られます。
毎日1錠を決まった時刻に内服します。 1週間程内服した時点で体内の薬剤の濃度が安定し、充分な効果が期待できる状態となります。そのためデイリーPrEPを開始後数日はリスクのある性行為は行わないようにしましょう。
診療・治療費について
PrEPジェネリック料金
当院では、治療薬の長期使用で懸念される腎機能障害や骨への影響がほとんどないとされている、TAF/FTCのジェネリック薬(ジェネリック薬の品質検査において偽薬はみつかっていないもの)を採用しています。定期的に長期間内服する薬ですので、安全で低価格となるものを選択しています。
お薬代
1ボトル/30錠※1 | 9,000円 |
---|---|
3ボトル/90錠 | 25,500円 |
6ボトル/180錠 | 42,000円 |
9ボトル/270錠 | 58,500円 |
12ボトル/360錠 | 66,000円 |
オンデマンド1回分 (1回分/4錠 + 検査キット付き) | 3,000円 |
※ 表示価格は、送料・消費税を含む料金となります。
※ 診察料は別途4,000円(再診の方、3,000円)となります。医師とのご相談の上、ご希望のボトル数をお選びください。
※ 価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい。
※1: 1ボトル/30錠は、デイリーPrEP 30日分です。
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PrEPを始めるなら
PrEPを始める前に確認すること
以下の事項にあてはまらない方はPrEPを行うことができない状況、あるいは注意が必要な状況となります。
PrEPで使用する内服薬はHIV感染症に対する治療にも用いられる薬ですが、単剤での使用はHIV感染症に対する治療として不十分です。 その後のHIV感染症の治療に悪影響を与える可能性があり、HIVに感染している方はPrEPを行うことができません
PrEPの内服を中止することでB型肝炎が悪化することがあります。進行したB型肝炎の場合は重症化することがあり、PrEPの開始は慎重に行う必要があります。 慢性B型肝炎の方はオンデマンドPrEPの方法を選択することができません。
PrEPで使用する薬剤は腎臓の機能に影響を与えることがあるため、腎臓の機能に障害がある場合は、機能の程度により薬剤の使用が制限される場合があります。TAF/FTCの使用は重度の腎機能障害(腎機能の指標のひとつである、クレアチニンクリアランスが30ml/min未満)がある場合、内服できません。TDF/FTCの場合は、腎臓の機能が中等度以上(腎機能の指標のひとつである、eGFRが60未満)である場合、内服できません。

PrEPを始めた後に確認すること

PrEPを開始して1ヵ月の時点で、PrEPの継続に問題がないかの確認と、副作用が出現していないかチェックする目的で、HIVや腎機能、肝機能の検査を行うことが推奨されます。 また、PrEP開始後、自覚症状がなくても、3-6ヵ月ごとにHIVや腎機能の確認を行うことが推奨されます。
当院でPrEPを始める流れ


PrEPの注意点
オンライン診療の手順
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